PPMとは、企業が展開する、あるいは展開を計画している各プロジェクトについて、全社レベルで最適な経営資源配分を判断する経営手法だ。成功までの道程が明確で期待されるROIも高い――そんな「健全なプロジェクト」のポートフォリオを体系化すれば、個々のプロジェクトの成果を最大化するだけでなく、これまでプロジェクトサイドと経営サイドの間に存在していたギャップを埋めることにも役立つ。
本稿リンクにある資料では、PPMシステムを提供するサイフォーマがPPMの概要と基礎についてまとめたeBookをご覧になることができる。詳細はリンクから参照されたいが、ここでは簡単に、PPMを理解するうえで必要となる知識について説明したい。
サイフォーマ 提供資料
[eBook] プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメントの基礎
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PPM実践で持つべき、「3つの制約」という視点
「健全なプロジェクト」に経営資源を割り当てようとしたとき、企業はどんな視点をもって "健全かどうか" を判断すればよいか。サイフォーマはeBookのなかで、PPMで重要となる視点として、以下の3つを「制約」として挙げている。
- 戦略整合性
- 価値 - 利益
- リソースキャパシティと需要
「制約」としているのは、上記3つのどれが欠けても「健全なプロジェクト」とはならないからだ。たとえ戦略に整合性があり自社のリソース的に実現性があっても、顧客価値や利益に不確実性があっては、ROIにリスクが残ってしまう。重要なのは、どこかが突出しているのではなく、3つの制約条件をバランスよく満たすプロジェクトを選択すること。このため、PPMを実践するうえでは、各制約にある細かな事項とそのROI、貢献度、価値、リスクなどをスコア化する必要がある。
このほかに、通常のプロジェクトには下表にある3つの分類があることも知っておきたい。タイプごとで、ROIとリスクをどのように考えるかが変わるからだ。
正しいプロジェクトを遂行するために
では、上で述べたROIや価値、リスクを測定しスコア化する過程は、どのように進めればよいのか。eBookでは以下の構成のもと、PPMの実践に必要な情報を整理している。
- 投資、利益、リスクの本質
- プロジェクトとプロジェクトポートフォリオ
- ROIのコンセプトとモデル
- プロジェクトベースのROIのためのフレームワークを提供するPPMの仕組み
- "ベスト" プロジェクトを選択するための構造的かつ規律正しいアプローチ
- プロジェクトからの利益の最大化
事業変革が求められるいま、新規プロジェクトに臨む企業の姿を多く目にするようになった。それゆえに、「思うような成果が出ない」「計画からどうしても遅れてしまう」「失敗する数の方が多い」といった悩みを持つケースも増えている。プロジェクトを成功に導くために、eBookから "正しいプロジェクトを遂行する" という新しい視点を獲得してほしい。
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