コロナ禍によってテレワークが普及してから1年半以上が経過した。この間で多くの企業がテレワーク用のPCを導入することとなったが、早期対応を迫られ十分な検討期間もなかったために、現場では不満や問題が発生してしまっているケースが少なくない。
このほど富士通が公表したホワイトペーパーでは、今述べたような問題が「ビジネスPCニーズの変化」という姿で表れている。同資料では、富士通の実施したアンケート調査と同社購入相談窓口に寄せられる顧客の声から、この1年半の間で企業のPCニーズがどう移り変わったのかを提示。そのうえで、今日のビジネスPC選定で失敗しないポイントについて整理している。
以下のリンクでは同ホワイトペーパーがダウンロードいただけるが、本稿では簡単にその内容について紹介したい。
富士通提供資料
テレワークの普及で変わったPCの選び方
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コロナ禍でビジネスPCのニーズはどう変わったのか
富士通は2021年3月、テレワークに関するユーザー調査を実施。同調査では「テレワークにおけるPC関連の課題」について、パンデミックが起こりはじめた1年前と比べてどのように変化したのかを調べている。
上の図は2021年3月とその1年前とを比べたもの。興味深いことに、赤枠で囲んでいる4つの事項の数値が上がっている。テレワーク用にPCを導入したものの、「テレビ会議・Web会議用の機能が不十分」「第三者によるのぞき見等による情報漏洩が心配」「周辺機器とつなげるUSBポートがない/足りない」など、実際に運用して初めて実感するような問題が多くの企業で発生しているのが、ここからは伺える。
他にもホワイトペーパーでは、富士通のダイレクト販売サイトや購入相談窓口に寄せられる声を引用して、ディスプレイサイズに関するニーズも変化してきていることを示唆している。同社は資料のなかで、これまでは可搬性の高い13.3型が人気だったのが、最近はそれより大きい14.0型や15.6型のPCの方が引き合いが増えていることを指摘。ここでは、より作業性の高い大画面でありながら可搬性にも優れた1台を選択することで、従業員の満足度を高め、生産性の向上をはかる企業の意向が見て取れる。
今日のビジネスPC選定で失敗しないポイント
ホワイトペーパーでは、ここまで述べてきた以外にも多様な情報を引き合いにしながらPCニーズの変化について整理。そのうえで、今日のビジネスPC選定で失敗しないポイントを解説している。
コロナ禍が長期化し感染対策が周知されてきたことを受けて、一時は働き方を「出社型」に戻す動きが増えた。しかし、新規感染者の増加に伴い、企業には再度のテレワーク対応が求められてきている。ここにあたっては、過去に導入したテレワーク用PCを見直すという企業も少なくないはずだ。テレワーク下でも事業運営を継続していくために、ホワイトペーパーにある情報をぜひ活用してほしい。
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