ドーモは9月10日、ソフトバンクがクラウド型ビジネス最適化プラットフォーム「Domo」を導入したと発表した。
ソフトバンクでは、今後のビジネス拡大に向け、マーケティング活動におけるデータ活用が期待が寄せられていた。しかし、ビジネスデータが各部門に散在していたため、現状把握やデータ活用の費用対効果など、経営指標への貢献度を示すためのレポーティングに膨大な時間と人的資源が必要となり、データプラットフォームの整備が求められていた。
課題解決に向け、部門を横断したデータの一元化ができるプラットフォームの導入を決めた同社は、Domoの採用を決定。選定にあたっては、複数のデータソースから容易にデータを取り込むことができ、扱いやすくアクションにつながりやすいプラットフォームであることや拡張性の高さが評価された。また、企業の意思決定を支援するレコメンデーション機能やアラート機能を備えていることなどが決め手になったとしている。
同社では、Domoをコンシューママーケティングと法人営業の2部門で開始し、マスオンラインを横断したマーケティングROIの最適化と、各種事業管理データや案件情報の連携による法人事業戦略の推進に着手しているという。