日本オラクルは5月9日、JTBが海外旅行業務システム基盤を刷新するにあたり、「Oracle Cloud at Customer」および「Oracle Exadata Cloud at Customer」を採用したと発表した。
JTBでは、2020年に向けたIT戦略の一環として、海外旅行業務のシステム基盤の刷新を決定。従来は、システムに応じてオンプレミスだったり、プライベートクラウド上に展開したりと個別に構築しており、効率の悪さや、かさむ初期コスト・運用コストが課題視されていた。
これらの課題を解決するため、JTBでは、自社のデータセンターでオラクルのクラウドサービスを利用できるシステム基盤としてOracle Cloud at Customer、データベース基盤としてOracle Exadata Cloud at Customerを採用。選定にあたっては、セキュリティ要件を満たしていることに加え、定額課金によって初期投資、管理・維持コストを低減できることや、パフォーマンス・柔軟性の高さが決め手になったとしている。
導入にあたっては、新日鉄住金ソリューションズが導入から移行、運用までを行う。