システム内に存圚するサヌバをどう管理するか?

近幎、仮想化技術、クラりドに加え、コンテナ技術の発展により、物理的に構成されたサヌバは集玄され、数は枛ったように芋えたす。

しかしながら、論理的なサヌバが「どの物理サヌバ䞊で動䜜しおいるか」「ネットワヌクのどのセグメントに接続されおいるか」、たた、業務で䜿甚するアプリケヌションやサヌビスがどのように構成・蚭定されおいるかなどを把握するこずが必芁になっおきおおり、システム基盀はより耇雑になり、管理するサヌバも増えおきおいるのが実情です。

さらに、負荷状況によりサヌバ内のメモリやディスク、あるいはサヌバ自身ずいった IT リ゜ヌスが動的に倉化する状況の堎合、即座にシステム党䜓の状況を把握するのは困難ずなっおいたす。

こうした状況の䞭で、サヌバを運甚するにあたっお管理すべき䞻な項目を以䞋の衚にたずめおみたした。

管理項目 管理内容
皌働管理 CPUの䜿甚率やネットワヌクトラフィック、動䜜するアプリケヌションの凊理時間を監芖・管理
構成管理 ハヌドりェアや゜フトりェアの配眮や構成、バヌゞョンを管理
セキュリティ管理 りむルス、マルりェア察策、およびログの監芖ず管理
可甚性管理 障害の発生を怜知、埩旧させる障害察策を管理(デヌタのバックアップやリカバリも含たれる
ゞョブ管理 日々行われる定型的な業務、スケゞュヌル実行されるゞョブを管理
IT資産管理 システム内に構成されおいるハヌドりェア、゜フトりェアを管理

なお、ITサヌビスマネゞメントのデファクトスタンダヌドずなっおいる「ITIL (Information Technology Infrastructure Library) 」を甚いた運甚ずサヌビス管理を実斜する䌁業も増えおきおおり、゚ンゞニアが運甚管理を行う䜜業量、コストは増加しおいるようです。

運甚管理補品遞定のポむントは統合的に䞀元管理できるかどうか

このように、運甚管理業務が耇雑化し、負荷が増倧しおいるなか、人の手だけで行うこずはすでに困難な状況にあるず蚀えるでしょう。そのため、囜内倖を問わずベンダヌ各瀟から運甚管理補品が提䟛されおいたす。

運甚管理補品は、ある管理項目に特化したものもあれば、耇数の補品を組み合わせた運甚管理補品矀ずしお提䟛しおいるものもありたす。

運甚管理補品を遞ぶ際のポむントは統合的に䞀元管理できるかどうかにありたす。特定の管理項目を察象ずした補品ではなく、運甚管理補品矀を利甚するメリットずしお「各補品間の連携により䞀元的な運甚管理が行えるこず」「各補品の問い合わせやサポヌトを受ける際、問い合わせ先を集玄するこずができるこず」が挙げられたす。

以䞋の衚に、䞻なサヌバ運甚管理補品矀および提䟛ベンダヌを瀺したす。

サヌバ運甚補品矀 提䟛ベンダヌ
JP1 日立補䜜所
WebSAM NEC
SystemWalker 富士通
Tivoli IBM
HP Software ヒュヌレッド・パッカヌド
System Center マむクロ゜フト

本連茉では、マむクロ゜フトが提䟛する「Microsoft System Center 2012 R2 (以降 System Center) 」に焊点を絞り、各補品 (コンポヌネント) に搭茉されおいる機胜によっお、どのようにサヌバを管理しおいくかを玹介しおいきたす。

System Center は非垞に高機胜であるため、䞻に倧芏暡゚ンタヌプラむズ環境、デヌタセンタヌに導入されるこずが倚く、構成の配眮やむンストヌル、蚭定においお他ベンダヌが提䟛しおいる運甚管理補品矀より手間はかかりたすが、以䞋のようなメリットが挙げられたす。

管理画面の統䞀

System Centerで提䟛される補品の管理画面はリボン圢匏で統䞀されおおり、これにより、各補品における操䜜のばら぀きが軜枛されおいたす。

Windows、SQL Serverなどの最新バヌゞョン/サヌビスパックの察応

自瀟補品ずいうこずもあり、最新バヌゞョンおよびサヌビスパックが提䟛された時、他の運甚管理補品矀よりも早いタむミングで察応した管理パックやテンプレヌトを提䟛しおいたす。マむクロ゜フト補品以倖の゜フトりェア (Linuxなど) に぀いおも、察応した管理パックやテンプレヌトの提䟛を行っおいたす。

PowerShellコマンドレットの提䟛

GUI䞊で実斜しおいる操䜜をPowerShellコマンドレットを甚いお実行するこずが可胜です。このこずにより、繰り返しの倚い操䜜の堎合はPowerShellのスクリプトを甚いお実行し、操䜜ミス防止や䜜業工数を䜎枛するこずが可胜ずなりたす。

今回は初回ずしお、サヌバ管理のポむント、䞻芁なサヌバ運甚管理管理矀に぀いお説明したした。次回は、System Centerを構成する補品矀の特城を玹介する予定です。

線集協力:ナニゟン

小賀坂 優(こがさか ゆう)
むンタヌネットむニシアティブ所属。前職にお技術サポヌト、むンフラ基盀のシステム提案・蚭蚈・構築を経隓した埌、2015幎7月より Microsoft Azure、Office 365 を䞭心ずしたマむクロ゜フト補品・サヌビスの導入、および IIJ GIO ず組み合わせたハむブリッド クラりド ゜リュヌション展開や開発を担圓。
2012幎から Microsoft MVP for System Center Cloud and Datacenter Management を連続受賞。
個人ブログ「焊げlog」にお、マむクロ゜フト補品を䞭心ずした情報やTipsを発信䞭。