皆さんは、パーソナルモバイル端末が大好きですね?職場でも、企業が所有するワークステーションではなく、自分のモバイル端末を使用する人が増えています。たとえ、自分のモバイル端末が会社に監視されるとしても。「信じられない!」という声が聞こえてきそうなので、興味深い調査結果をご紹介しましょう。

  • 2018年までに、私有のスマート端末を業務に使用するモバイルプロフェッショナルは70%を占めるだろう - ガートナー
  • スマートフォンの51%が、セキュリティ保護されていないワイヤレスネットワークに接続している - Cisco
  • 米国のITマネージャの49%が「BYODの活用は職場での生産性向上につながる」と考えている – ReadWriteとインテル
  • 2016年までに、企業の38%が従業員に対する端末の支給を取りやめるだろう - ガートナー
  • 業務で私有デバイスを使用する情報ユーザ、サポート対象外ソフトウェアをインストールする情報ユーザ、サポート対象外のインターネットベースサービス(Dropbox、Skype、Twitter、Facebookなど)を業務での使用する情報ユーザは、53%にのぼる — Forrester

近々BYOD環境をサポートしようと考えている方には、次のようなネガティブなデータもあります。『2014 State of Security Survey』では、次のような結果が発表されています。

企業の65%が、エンドユーザによる企業データへのBYODアクセスを許可している
企業の53%が、BYODの管理に向けた準備を整えていない
企業の10%が、BYODデバイスのハッキングを経験している
企業の40%は、BYODデバイスがハッキングされたかどうか把握できていない

以上の調査結果から、BYODをどのように扱うかが明確になっていないにも関わらず、多くの企業がBYODアクセスを許可していることがわかります。またこれは、BYODユーザに安全なアクセス環境を提供しようと、多くのシステム管理者が取り組んでいることも意味します。

このような管理者の方向けに、バラクーダネットワークスは最適なソリューションを提供しています。バラクーダネットワークスのソリューションは、エンドユーザのニーズに応えると同時に、セキュアなネットワーク環境を維持します。したがって、システム管理者はBYODの管理やHRポリシーの実施に専念できます。Barracuda SSL VPNの最新リリースでは、モバイルサポート機能が拡張されています。

上の図はモバイルポータルです。Barracuda SSL VPNをよくご存知の方はお気付きだと思いますが、ワークステーションポータルと類似したデザインになっています。ユーザはすぐに操作できるようになり、学習に時間をとりません。画面の下にある3つのタブで、アプリ、お気に入り、フォルダにアクセスできます。インターフェイスの詳細については、Techlibのドキュメントをご覧ください。

モバイルポータルはシンプルでレスポンスも早いので、アプリのようなパフォーマンスを発揮し、端末には何もインストールする必要はありません。さらに、Barracuda SSL VPNのデバイス設定機能では、ファイル交換、メール、LDAP, Webクリップ、クライアント証明書、IPsec、PPTPなどの設定を、iPhone、iPad、Macなどのデバイスで簡単に実行できます。また、Windowsデバイスの設定も可能です。デバイスを簡単に設定できる機能については、このブログ記事も参考にしてください。

Barracuda SSL VPNには、モバイルサポート以外にも、次のように幅広い機能が搭載されています。

きめ細かいリソース管理
多要素認証
ネットワークアクセス制御
Barracuda Network Connector
ハードウェアトークン認証
シングルサインオン
レポートと監査
クライアントレスなリモートアクセス
Webポータル
複数のユーザレルム
SSLトネリング
ウイルス対策
仮想キーボード
キャッシュの自動消去
他のネットワークにあるリソースへのアクセス

Barracuda SSL VPNは、30日間無料でお試しいただけます。お客様のネットワークで実際に試してみてから購入をご検討ください。評価用の貸し出しは、このページからお申し込みいただけます。導入ガイドでは、30日間の評価に向けたデモの実行方法も紹介しています。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年5月7日Barracuda SSL VPN Extends Private Cloud Access to Mobile Devicesを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』5月27日付の記事の転載です。