気分転換にスマートフォンでメールチェックをすると、とあるメールに見慣れたQRコードが表示されていた。はて ?

これもバーコードの一種と先に借りてきた本に書いていたような。メールもそこそこに該当の章を読み返すと、"二次元コード"と書かれていた。商品などでよく見るバーコードは、横方向にしか情報を持たない"一次元コード"であり、QRコードは縦横に情報を持つという。調子にのって「三次元はあるのかな」と本を読むと、そこまでは書いていない。Web検索してみると、色を使ったカラーバーコードシステムなどの研究が進められているようだが、まだ実証実験の段階のようだ。

そういえば先程の本には、バーコードスキャナに関しても書いてあったことを思い出した。コーヒーを口に含んでから読み進めると、こちらの種類も豊富。よくPOSで見かけるのは赤いボヤッとした光が出てる「CCDタッチスキャナ」や、細いレーザ光が出てる「レーザスキャナ」、30センチ以上も離れた場所からでも読み取れることから名付けられた「ロングレンジ(スキャナ)」というのもあるそうだ。筆者は直接目にしたことはないが、ペン型スキャナなんてものもある。

本を読み進めると、琴線に触れる一文が目に付いた。すっかり冷え切ったコーヒーを飲み干し、事務所でバーコードの作成にチャレンジしてみよう思い立ったのである。

小型全方向レーザスキャナ。MS3580シリーズ(日栄インテック)

バーコードをなぞって読取るペンスキャナ。「ST」シリーズ(日栄インテック)