
デスク「九州電力が純粋持株会社体制へ移行するね」
記者「はい。今年10月から『キューデンホールディングス』を設立し、純粋持ち株会社へ移行することを決めました。同社では昨年10月、『〝全体最適視点でのグループ経営〟と〝自律的かつ迅速な事業運営〟の実現を目的』に、純粋持ち株会社体制への移行に向けた準備を進めていました」
デスク「純粋持ち株会社体制へ移行するのは、大手電力で初めてなんだね」
記者「そうです。東京電力ホールディングスや中部電力も持ち株会社体制を敷いていますが、例えば、原子力発電事業は持ち株会社が自ら統括しています。九電の場合、キューデンホールディングスが親会社となり、水力発電事業や都市開発事業などの事業会社6社を傘下に置く形になります。半導体工場やデータセンターの建設が相次ぎ、電力確保が日本の大きな課題となる中で、親会社がグループの方向性を定め、各事業会社に権限を委譲することで、素早い経営判断ができる体制を目指します」