
「お天道様が見ている」─。
人の活動は多種多様。人は古来、善と悪、すべての行動を〝お天道様〟が見ているとして、自らを律してきた。
〝お天道様〟をどう解釈するか?
それを神様だとして、宗教的な考えをする人もいるだろうし、あるいは自らを律するための信条やモットーとして捉えている人もいるだろう。
自律性、他律性のどちらにせよ、人が他の生物と一線を画して、地球上の頂点に立てたのは、〝あるべき姿〟を持とうとした点にあるのではないか。
もっとも、〝頂点に立つ〟という発想自体がおこがましいとも思うが、少なくとも、地球の持続性を考え、他の動植物との共生を考えるのが「人」だとするならば、やはり頂点に立つ者の責任として、〝あるべき姿〟を追求していかねばならない。
だからこそ〝お天道様〟が見ているという意識、もっと言えば謙虚さが今は求められているのではないか。
内外共に、様々な課題がある中で、共存・共栄の意義を今一度認識し、課題解決の道筋を見出していきたいものだ。