OpenAIが2026年末までに従業員数を現在の約4500人から約8000人に倍増させる計画だという。新規採用は主に製品開発、エンジニアリング、研究、営業などの部門で行うようだ。
AIを初めて導入する企業がAnthropicを選ぶ割合はOpenAIの3倍
OpenAIは従業員数約8000人を目指し、1日あたり約12人のペースで採用を進めるという。また、サンフランシスコで新たなオフィスを賃借契約し、市内の拠点面積は合計100万平方フィート超に達しているとのこと。
積極的な採用拡大の背景にあるのが、企業顧客市場でのAnthropicとの競争激化だ。決済スタートアップであるRampの5万社超の顧客データによると、AIを初めて導入する企業がAnthropicを選ぶ割合はOpenAIの3倍に達しており、1年前とは立場が逆転。OpenAIはこのデータの信頼性を否定しているという。
Anthropicの成長をけん引しているのが、AIコード生成ツールの「Claude Code」。同社は今年、週10億ドルのペースで年間収益を積み上げている。これに対し、OpenAIはコーディングモデルの「Codex」と「ChatGPT」の統合に取り組んでいる。
Anthropicとの競合にあたって、OpenAIはアプリケーション部門に対し、コーディングモデルCodexの強化、企業顧客の獲得、生産性ツールとしてのChatGPTへの転換に注力するよう指示しているという。現在、OpenAIの収益に占める企業顧客の比率は約40%。年末までに比率を50%に引き上げることを目指している。Financial Times(FT)が3月21日付で報道している。