三菱重工業は2月24日、独自に開発した産業向けエッジデータセンター1)のブランドを「DIAVAULT(ディアヴォルト)」として立ち上げた。DIAVAULTは、オンプレミス環境で、現場のデータとAIの活用を可能とするデジタルインフラ。
横浜製作所(横浜市中区)に設立したYokohama Hardtech Hub(YHH)の敷地に実証AIデータセンターをオープンし、ユースケースに応じた実証を開始した。
DIAVAULTは、利用先の要望に合わせて小規模から数MWの推論データセンターまで対応する。製造現場・研究施設・防衛関連分野など、さまざまな場所や分野での推論環境や、低遅延ニーズに対応する5G接続といった多様なエッジソリューションを提供する。
エッジデータセンターの特徴
エッジデータセンターでは、AI処理に特化した新世代のGPU(画像処理半導体)を搭載したサーバを「二相式ダイレクトチップ冷却」によって効率よく冷却し、協力な計算力と優れた冷却性能による低PUE(Power Usage Effectiveness)を両立している。
独自のデジタル空調統合制御技術を用いて、サーバの負荷をモニタリングしながら空調および熱源を最適制御することによって、年間を通じて省エネを実現する。
二要素認証による入退室セキュリティに加え、設備全体の遠隔監視を導入し、安定した無人運転を図る。
