Lockheed Martin Corporation(ロッキードマーティン)と富士通は2月12日、海上自衛隊のASEV(Aegis System Equipped Vessel:イージス・システム搭載艦)向けのSPY-7のSubarray Suiteの電源供給を行う構成品であるPS LRU(Power Supply Line Replaceable Unit)に関する購入契約を締結したことを発表した。

両社は2025年5月にSPY-7に関する調達先選定と戦略的パートナーシップに関するMOU(Memorandum of Understanding:覚書)を締結しており、今回の契約はこのMOUの内容に基づいた最初の購入契約となる。

パートナーシップの意義

日本においてASEV向けのSPY-7のサプライヤーを確保することは、ロッキードマーティンと富士通が、日本の防衛力と技術的優位性の向上に共同で取り組んでいることを示すものとなる。

インド太平洋地域の安全保障環境が変化し続ける中、ロッキードマーティンと日本の協力は、地域の安全保障と繁栄を実現する上で引き続き重要な要素だ。ロッキードマーティンと日本の防衛分野における強固なパートナーシップを通じて、インド太平洋地域に加え、より広範な地域の安全保障における日本の役割を支えるとのことだ。

SPY-7について

ロッキードマーティンのSPY-7ソリッドステートレーダー技術は、高度な探知・追跡能力により進化する脅威に対応し、複数のターゲットの同時対処を可能にする。SPY-7は従来のSPY-1レーダーの数倍の性能を提供するもので、日本を含む世界中の顧客に利用されている。ASEVのシステムを含む他のレーダーやプラットフォームとも相互運用が可能。