Windows Latestは2月3日(現地時間)、「Nvidia is looking into gaming issues after Windows 11 KB5074109 January 2026 Update (artifacts, black screen and other problems)」において、NVIDIAがが1月のセキュリティ更新プログラム「KB5074109」を適用したWindows 11環境で発生しているグラフィック関連の不具合の原因を調査していると伝えた。
KB5074109を巡っては、適用したユーザーがさまざまな問題を報告しているが、中には、ゲームを使用中に黒画面や表示の乱れが発生するという問題も含まれている。これについて、グラフィックボードおよびドライバーを提供するNVIDIAが自社製品の影響を調査しだしたようだ。
GeForce環境でゲーム表示のトラブルが多発
Microsoftは2026年1月18日に月例アップデートの一環としてWindows 11向けのセキュリティ更新プログラム「KB5074109」をリリースした。この更新プログラムは特別な新機能を含んでおらず、当初はセキュリティ修正を目的とした軽微な更新だと考えられていた。しかし実際には、多くのユーザーが適用後に何らかの不具合を経験していることが確認されている(関連記事:1月のWindows更新プログラム「KB5074109」不具合まとめ - 何が壊れたのかを整理 | TECH+(テックプラス))。
グラフィック関連の問題としては、デスクトップが表示される前に一瞬だけ画面が黒くなる、ゲーム内で影のアーティファクト(四角形)が表示される、FPSが低下するなどといった症状についての報告がある。これらの報告はNVIDIA製のGeForceシリーズを搭載したPCで目立っており、特定のゲームタイトルや環境で発生頻度が高いとの声もある。
こうした不具合について、NVIDIAは公式フォーラム上で、同社のエンジニアが問題の原因を調査していると明らかにした。フォーラムへの投稿によれば、Windows側でKB5074109をアンインストールすれば問題が解消する可能性が高いとしつつ、NVIDIA側でも根本的な原因の特定と修正に向けた解析を進めているという。ただし、現時点で確実に効果がある解決策は示されておらず、調査は継続中のようだ。
更新プログラム「KB5074105」が解決する問題も
黒い画面が表示される問題については、Microsoftが1月29日にリリースしたプレビュー更新プログラム「KB5074105」を適用すれば直る可能性が高いとのこと。ゲーム内でアーティファクトが発生する問題についてはまだ調査中だという。
KB5074105はその他にも、KB5074109が原因で発生したとみられる複数の問題に対する修正を含んでいる。ただし、この更新プログラムはオプションであるため、適用するにはWindows Updateから手動でインストールする必要がある。
一方、問題となっているKB5074109は必須のセキュリティ更新プログラムなので、Windows Updateによる自動更新を停止していない限りは、適用済みの可能性が高い。該当するOSビルド番号は26200.7623および26100.7623で、現在のビルド番号は設定アプリの[システム]→[バージョン情報]で確認できる。もしも問題が発生している場合には、KB5074105を適用するか、またはKB5074109を削除してロールバックする方法を試すとよいだろう。
