Windows Centralは2月1日(現地時間)、「3 easy ways to debloat Windows 11 for a faster experience」において、Windows 11において、不要なプリインストールアプリやバックグラウンドサービスを削除して動作を軽くする3種類の方法を紹介した。

この作業は「デブロート」と呼ばれるもので、バックグラウンドで動作するプロセスを減らすことで、メモリーやストレージの使用量を削減する効果が期待できる。

ブロートウェアを減らして快適さを取り戻す

現行のWindows 11は、さまざまなプリインストールアプリやバックグラウンドサービスを標準搭載している。その中には多くの利用者が一度も起動しないアプリも含まれる。これらは「ブロートウェア(Bloatware)」と呼ばれ、メモリーやストレージを無駄に消費することで、体感性能に影響を及ぼす可能性が指摘されている。Windows Centralが公開したガイドは、こうした不要要素を取り除くことで、システムのリソース使用を抑え、応答性を高めるというものだ。

ガイドでは最初に、Windows 11のセットアップ中にプロモーションアプリのインストールを回避するオプションを選択する方法が挙げられている。クリーンインストールの過程で該当オプションを選べば、標準で導入されるプリインストールアプリの数を削減できるとしている。

2つ目の方法は、組み込みのグループポリシー機能を用いることで、新規にユーザーアカウントを作成する際に不要アプリを自動的に除外するというもの。既存ユーザーに適用することはできないが、一度設定すれば将来のすべての新規ユーザーに一律で反映させることができるので、組織やグループのPCを管理するのに役立つ。

3つ目は、FlyOOBEと呼ばれるサードパーティ製ツールを使用する方法だ。このツールは標準では削除できないより広範囲のプリインストールアプリを対象として削除処理を行える。多様なプリセットが用意されているので、環境に応じて最適な設定を選んで実行できる点が強みとなる。

デブロートは本来不要なアプリやサービスを削除するだけなので、比較的安全にPCを軽量化できる手法として知られている。ただし、必ずしもPCの動作が重くなる原因をすべて取り除けるわけではない点に注意が必要だ。また、誤って必要なファイルやアプリケーションを削除してしまうと、Windowsの通常の動作や、将来のWindows Updateによる更新に影響を与える可能性もある。Windows Centralのガイドでは、削除したアプリの再インストールや変更の取り消し方についても案内している。

デブロートは、特に古いPCやリソースに余裕のない環境でWindows 11を利用するユーザーにとっては有用な最適化手段となる。Windows PCの動作にストレスを感じているユーザーは試してみる価値があるだろう。