【2026年 勇往邁進する 午年生まれの企業トップたち】東宝社長 松岡宏泰さん

2025年の映画興行は、アニメの劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』や映画『チェンソーマン レゼ篇』、実写の『国宝』といった作品などに恵まれ、国内外でわれわれの予想を遥かに超えた結果となりました。驚いたのは、SNSで自然と評判が広がっていき、大ヒットに繋がったということです。SNSの影響力の大きさを肌で実感しました。

 10月にはグループの企業理念体系を刷新しました。創業者・小林一三が遺した「朗らかに、清く正しく美しく」「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」「我々の享くる幸福はお客様の賜ものなり」を再定義しました。「心を揺り動かし、人生の力となる時間を届け、人々の幸福に貢献する」という新たなパーパス実現に向け、グループ一丸となって取り組んで参ります。

 自分も26年に還暦を迎えるということで、非常に感慨深く思います。干支が一巡して生まれ変わるという意味ですから、また気持ちを新たに経営にもあたっていきたいと思います。

(東京・有楽町の本社にて)