【2026年 勇往邁進する 午年生まれの企業トップたち】川崎重工業会長 金花芳則さん

今、ロシアのウクライナ侵攻、中東の不安定化、さらには中国による台湾有事への懸念といった地政学リスクの高まりを受けて、国民の意識が「戦争はいけないが、国を守ることは必要」という形に変わり、当社の防衛事業への目線も変化してきました。

 また今、私は水素の普及に向けて世界中を走り回っています。当社は水素の世界的組織「Hydrogen Council」の創設メンバーであり、私は2024年まで共同議長を務めました。足元で水素普及には逆風が吹いていますが、26年も引き続き、重要性を説いていきたいと思います。

 当社の事業領域は幅広く、投資家から「コングロマリットディスカウント」を指摘されることもありますが、我々は部門間の技術シナジーを重視し、「コングロマリットプレミアム」を実現していきます。

「年男」を意識したことはありませんでしたが、経営者は体が資本ですから、世界を飛び回るためにも健康には気をつけていきたいと思っています。

(東京・海岸の東京本社ショールームにて)