FRONTEOと、HR(人事・労働市場)領域におけるAIソリューションの研究・開発およびマッチングに強みを持つ、東京大学松尾研発のスタートアップであるBAKUTANは1月20日、両社の強みを生かした新たなAIソリューションの共同開発と先行実証を開始した。
取り組みの概要
今回の取り組みは、BAKUTANの生成AIを活用したヒアリング特化の対話型AIモジュール「Q(キュー)」がデータ入力・収集支援を担い、FRONTEOのAI「KIBIT」が高精度な解析・発見を担う。これにより、明確な役割分担のもと、生成AI単体では実現が難しい、専門性と信頼性を備えた経営判断支援を、それぞれの強みを生かして担うことで社会実装として示すものとなる。
ユーザー企業の社内ナレッジや営業日報・記録、人事関連サーベイなどの非構造データを、Qによる入力・収集支援と、KIBITによる高精度な解析・発見を組み合わせて自動収集・解析することで、事業機会や潜在的リスクの発掘、人的資本経営*4への示唆創出、経営インテリジェンスの高度化に貢献するソリューションの開発・提供を図る。
先行実証では、営業・HR領域・ナレッジマネジメントなど幅広い領域への適用を想定したモジュール型ソリューションの開発・展開を行い、2026年内に10社以上でのPoC(概念実証)導入を目標としている。
実証成果を踏まえ、新たなユースケースの創出や領域特化型ソリューションとしての展開可能性が確認できた段階で、正式な製品リリースを予定しています。これらの取り組みを通じて、KIBITとQがそれぞれの強みを生かしながら補完し合う形で活用され得ることを、社会実装を通して実証することを目指す考えだ。
