Metaは1月12日、AIインフラのイニシアティブ「Meta Compute」を発表した。同社のグローバルなデータセンター群とサプライヤーパートナーシップを統括する新たな取り組みとなる。
MetaがAI競争に苦戦?
Meta CEOのMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏「Metaはこの10年間に数十GW(ギガワット)、将来的には数百GW以上の発電設備を建設する計画だ。このインフラを構築するために技術開発、投資、パートナーシップをどのようにするかが戦略的優位につながるだろう」と記している。この規模の計算能力は、小都市あるいは小国に匹敵する電力を消費することになる。
Meta Computeを率いるのは、グローバルインフラストラクチャ責任者のSantosh Janardhan氏とDaniel Gross氏。Janardhan氏は引き続き技術基盤とデータセンター運営を管理し、Gross氏は戦略的キャパシティ計画とビジネスパートナーシップに特化した新グループを統括する。
また、以前ホワイトハウス首席戦略官兼上級顧問を務め、同日Metaのプレジデント兼バイスチェアマンに就任したことが発表されたDina Powell McCormick氏と緊密に連携するという。ザッカーバーグ氏が自身のSNS、Threadsで発表した。
Reutersは、同社が2025年4月に発表した「Llama 4」モデルの評価が芳しくなかったことでAI競争に苦戦していると指摘。Metaが2025年に最大720億ドルの設備投資を計画していたこと、電力確保に向け米国中部にあるVistraの原子力発電所3カ所から20年間の電力購入契約を締結していることなどにも触れている。