Android Police Teamは12月24日(現地時間)、「Google is fixing the Gemini overlay's biggest annoyance」において、GoogleのGeminiオーバーレイがマルチタスクに対応したと伝えた。
新たにフローティングアクションボタン(FAB: Floating Action Button)に対応し、会話の途中で他の作業を継続できるようになるという。
Geminiオーバーレイの不便さとは
AndroidのGeminiオーバーレイは、現在の画面を維持したままGeminiとの会話を可能にする機能だ。視聴中の動画に関する質問や、画像を生成してGmailなどのアプリと共有することができる(公式情報:Google AI: How Gemini makes Android more helpful)。
これまではGeminiオーバーレイ(部分オーバーレイ)と元の画面を行き来すると、Geminiとの会話がリセットされる不便さがあった。Geminiとの会話をはじめると画面のスクロールができず、画面に戻ると会話が失われるため効果的に活用できなかった。
Googleはこの不便さを解消するため、Geminiオーバーレイをフローティングアクションボタン(以下、FAB)に対応させる予定だ。Android Police Teamによると、この新機能はAndroid向けGoogleアプリのバージョン16.51.52.sa.arm64 betaから発見されたという。
Geminiとの並行作業で効率アップ
新しいGeminiオーバーレイは会話中に画面に戻る(オーバーレイの最小化またはオーバーレイの外側をタップする)と、FABを表示するようになる。画面下部に表示されるこの小さなボタンをタップすると、元のオーバーレイが表示され会話を継続できる。会話中にアプリの切り替えなども可能になり、ショッピングの商品比較や旅行プランの作成など、さまざまな場面での活用の幅が広がる。
Geminiの思考中にFABに移行すると、FAB内のアイコンが回転して状況を知らせ、バックグラウンドで回答を完了すると「Response is ready!(応答準備が整いました)」とのメッセージを表示する。Geminiとの会話はスワイプバックで終了可能とのこと。
同機能はベータテスト段階にあり、リリース時期は未定。しかしながら、その完成度からリリース間近ではないかとの予想が伝えられている。
