Windows Latestは12月15日(現地時間)、「Microsoft’s iPhone apps are quietly doing free Copilot promotion using Apple App Store Release Notes」において、MicrosoftがApple App StoreのiPhone向けアプリのリリースノートを利用してCopilotを宣伝している可能性があると伝えた。
「Copilotで生成された」という文言が記載
MicrosoftはWindowsだけでなくiPhoneやAndroid、macOS向けにもさまざまなアプリを提供している。それらは通常、各プラットフォームのアプリストア経由でインストールできる。例えばiPhone向けには、Officeアプリのモバイル版や、Edgeブラウザ、Azure管理アプリなどがある。
Windows Centralによれば、これらのアプリのリリースノートの一部に、「Copilotで生成された」という文言が記載されているという。例えばiPhone向けApp StoreのOneDriveアプリのページを見てみると、バージョン履歴の変更点の末尾に「/** これらのメモは Copilot を使用して生成されました」と書かれている。Windows Centralでは、これがCopilotを印象付けるためのMicrosoftの巧妙なプロモーションではないかと指摘している。
意図的な宣伝か、それとも単なる事実の記載か
Microsoftがアプリのリリースノートを作成するためにCopilotを活用するのはとくに不自然なことではない。不自然なのは、この文言を持つのがOneDriveをはじめとするごく限られたアプリだけであり、さらに同じアプリでもmacOS版のApp Storeには記載されていないという点だ。また、バグ修正のみのシンプルなリリースノートには記載されておらず、多くの修正を含む長いリリースノートのみがこの文言を持っているのも特徴的だ。これは、この文言がテンプレートの一部ではなく、リリースノートの作者によって意図的に追加された可能性が高いことを示している。
App Storeに掲載するリリースノートをどのように作るかは開発者の自由であり、その方法を明らかにするべきだというルールも存在しない。しかし、ルールがないにもかかわらずあえて明記している点に、戦略的な意図を感じるというのがWindows Centralの主張である。
もちろん、大きな意味はなく、純粋にCopilotで作ったという事実を記載しただけという可能性もある。いずれにしても、OneDriveのリリースノートは人間が書いたものと区別がつかないくらい自然なもので、仮にCopilotが生成したものをそのまま使っているのだとすれば、作文能力の宣伝には申し分ないものと言えるかもしれない。
