マカフィーは11月25日、「2025年ホリデーショッピング詐欺に関する調査」の調査結果を発表した。この調査は日本を含む世界7カ国に在住する18歳以上の8600人を対象に実施したもので、ホリデーシーズンにおける詐欺やテクノロジーが消費者に与える影響を調査している。

オンラインショッピングは依然として人気

日本における主な結果として、回答者の72%が今年のホリデーシーズンにオンラインで買い物をする予定であると回答した。利用する予定のサイトはAmazonが58%で最も人気であり、次いで楽天(30%)、Yahoo!ショッピング(29%)という結果に。

また、オンラインショッピングを利用する理由については、44%が「送料無料・迅速な配送」と回答し、41%が「割引率がよい」、40%が「店舗より簡単・早い」と回答した。

約5人に1人は詐欺を恐れてホリデーシーズンの買い物を中止

購入を決定する理由として「信頼できるブランドからのメール」(49%)や「信頼できる情報源の記事」(385)が挙げられ、「送料無料や特別配送特典」(35%)や「値下げ通知」(25%)を上回る結果となった。

少数派ではあるものの、日本人の11%は「詐欺や不正に関する懸念から、今年はオンラインショッピングを減らす予定」と回答。さらに7%は「金融・個人データの安全性」を懸念していることが明らかになった。

77%の回答者は「ホリデーシーズン中のオンラインショッピングで安全を確保するために具体的な対策を取る予定」と回答している。具体的には、「不明なリンクは絶対にクリックしない」(40%)、「信頼できるサイトのみを利用する」(34%)、「不明な送信者からの情報は無視する」(32%)などの回答があった。

さらに、約5人に1人(18%)は「詐欺を恐れてホリデーシーズンの買い物をすでに中止した」と回答した。特に高齢層でその傾向が強く、55~64歳では23%、65~74歳では20%が購入を控えたことが判明している。

多くの回答者がホリデーシーズンに関連した詐欺を認識していたり、警戒心を抱いていたりする一方で、詐欺を見抜く自信がある人は39%にとどまる。18~24歳では46%が「自信がある」と回答しているが、その割合は65~74歳では31%にとどまる。

ショッピング関連の詐欺メッセージも拡大

57%が「ショッピング関連の怪しい、または詐欺と思われるメッセージを受け取った」と回答したことから、ショッピング関連の詐欺メッセージが拡大していることがうかがえる。全体の47%が「ギフトや賞品のオファーを見たことがある」と回答した。

さらに、全体の43%が「配達遅延を装ったリンクをクリックさせる誘導を見たことがある」と回答。25%が「アプリのダウンロードやアカウント情報更新を促すメッセージを見たことがある」と回答した。

AIを利用した詐欺への懸念が増加

AI技術の進化により、ホリデーシーズンにおけるAIが生成した詐欺への懸念も高まっているという。57%が「昨年よりAI詐欺への懸念が増加」と回答した。「懸念はない」と回答した人は6%だった。

また、約4人に1人(23%)が「芸能人が勧めているように装った偽ホリデーセール詐欺」に遭遇し、遭遇した人のうち19%が金銭を失い、さらに37%は「知人が被害に遭った」と回答している。こうした金銭被害の平均損失額は13万円とのことだ。