Windows Centralは11月17日(現地時間)、「A Microsoft VP brought Apple's new macOS lighting trick to Windows 11 - improving video calls and beating them to the punch|Windows Central」において、Microsoftの技術者がAppleの照明技術を導入したと伝えた。

これはAppleがリリースを予定しているリングライト効果(Edge Light)のことで、ビデオ通話時の容貌(顔の見栄え)を改善できるという。

Appleに先んじてWindows Edge Lightをリリース

リングライト効果はその名の通り、リングライト照明(顔に照射する丸い照明器具)を物理的に再現する技術だ。ディスプレイの画面隅を白いリング表示にすることで、照明器具に似た撮影結果を再現する。

Appleの「Edge Light」はmacOS 26.2に搭載が予定されているが、このたびMicrosoftの技術者はAppleに先んじて「Windows Edge Light」のリリースを発表した。リリースはMicrosoftの開発コミュニティバイスプレジデントを務めるScott Hanselman氏の個人リポジトリから行われており、Microsoftの公式発表ではない点に注意が必要だ。

Appleは自社設計のSoC(System-on-a-chip)を搭載したデバイス向けにEdge Lightを展開する予定とされる。ユーザーの顔を検出して照明を調整し、さらに周囲の環境も考慮した調整が行われるとのこと。

Scott Hanselman氏はXに次のように投稿し、AppleのEdge Lightに触発されて個人的に開発したことを明らかにしている。短時間で開発したこともあり、機能はAppleに劣ると評価されている。

「Macの新機能「Edge Light」についての記事を見かけました。文字通り画面の周りに偽の白いリングライトを配置するんです。最高で天才的だね。だからWindows版も作ってみた」

  • Scott Hanselman氏のXへの投稿

    Scott Hanselman氏のXへの投稿

入手はGitHubから

Windows Edge Lightは「Releases · shanselman/WindowsEdgeLight · GitHub」から入手可能だ。本稿執筆時点における最新バージョンはv1.9で、自動更新に対応する。

  • Windows Edge Lightの利用イメージ 出典:GitHubの公式リポジトリー

    Windows Edge Lightの利用イメージ 出典:GitHubの公式リポジトリー

物理的なリングライト照明はディスプレーの裏側(上下左右)から照らすことになり、不自然な陰影を回避するために複数台必要とすることがある。Windows Edge Lightはディスプレイから直接光を照射するため、この問題を解決することができる。

また、導入費用が無償という利点もあり、会議などで顔の暗さが気になっていたユーザーに推奨の機能と言える。コミュニティの評価も比較的高く、PowerToysへの導入を希望する声も上がっている。