米国は10月、単月では過去20年で最大規模と言われる15万人相当の解雇を記録した。AIの影響が大きいといわれるが、NVIDIA 創業者兼CEOのJensen Huang(ジェンスン・フアン)氏は「すべての人の仕事が変わる」と述べたという。

議論が尽きない、AIによる仕事のあり方

フアン氏は11月19日、米ワシントンD.C.で開催された「U.S.-Saudi Investment Forum」でElon Musk(イーロン・マスク)氏も参加するパネルに登場。フアン氏は「イーロンはAIによりもっと忙しくなるというのが私の予想だ。AIにより私も忙しくなるだろう」と述べた。

フアン氏はAIの影響について、短期的には「相変わらず忙しさは増すが、生産性は上がるだろうという証拠があちこちにある」と述べたという。一方、マスク氏は「私の予測では、仕事はオプションになる。スポーツやビデオゲームで遊ぶような感じだ」とコメントしたとのこと。

フアン氏は5月に開催されたカンファレンスで「AIに仕事を奪われることはないが、AIを使う人に仕事を奪われる」と語ったことを参照しながら、今回のフアン氏の見解はこれに呼応していると記している。

JPMorganは今後20年間でAIにより15%の雇用が置き換えられ、潜在GDPが7兆ドル増加する可能性があると試算している。