フォーティネットジャパンは、同社初となるシャーシ型スイッチ製品「FortiSwitch-AX9000Gシリーズ」を、グローバル展開に先立ち、11月13日より日本市場で先行販売すると発表した。
同製品は、アラクサラネットワークスとの連携により今年6月に立ち上げた新ネットワークブランド「FortiSwitch-AX(以下 FS-AX)」のファミリー製品。
FortiSwitch-AXシリーズの概要
FortiSwitch-AXシリーズは、ミッションクリティカル市場や通信事業者向けに導入実績を持つアラクサラのシャーシスイッチ技術と高可用性・高信頼性のアーキテクチャを継承している。
グローバルでセキュリティ市場をリードするフォーティネットのネットワークおよびセキュリティ技術を融合させることで、安定かつセキュアなネットワーク基盤を構築できるよう設計された新ブランドとなっている。
FS-AX9000Gシリーズのハードウェア仕様
スイッチング容量は12.8Tbps(アクティブ・アクティブSupervisor構成で25.6Tbpsに将来サポート予定)、インタフェース種別は100G、40G、25G、10G、5G、2.5G、1G(400Gに将来サポート予定)に対応。
PoEポートは10G/5G/2.5G/1Gポートで802.3af/at/bt type4に、また、ポート構成は100G/40G×最大128ポート、25G×最大192ポート、10G×最大200ポートに対応している。
FS-AX9000Gシリーズの特長
「FortiSwitch-AX9000Gシリーズ」は、キャンパスネットワークのコアスイッチ、Wi-Fi 7対応のプレミアム・キャンパス・アクセススイッチ、エンタープライズデータセンターネットワーク、通信キャリアネットワークなど、広域多拠点ネットワークの拠点スイッチとしての活用を想定して最適化されている。
例えば、ネットワーク障害発生時に高速で通信経路を自動切り替えが可能なほか、シャーシ型スイッチならではの多数のデバイス接続および大量トラフィック転送をサポートしている。また、ネットワーク運用管理ソフトFortiSwitchNMSによる集中管理が可能。
今後は、フォーティネットのAI搭載運用機能と連携するとともに、次世代ファイアウォールFortiGateをはじめとする各種セキュリティソリューションと連携し、ネットワークとセキュリティの統合を実現する予定。

