Ruby biz グランプリ実行委員会(事務局:島根県)は11月6日、ビジネス領域におけるプログラミング言語「Ruby」を活用したサービスや企業・団体、個人を表彰する年次のイベント「Ruby biz Grand prix 2025」において結果発表を行った。

大賞を受賞したのは、「STORES」(STORES)と「chocoZAP」(RIZAP)の2つのサービス。中小事業者向けに展開する店舗運営支援の「STORES」は、ネットショップからキャッシュレス決済やPOSレジ、予約から会員管理、データ分析と多彩な機能をSaaSで提供。Ruby開発に携わるRubyコミッターが複数在籍する同社は、コミッターと共にRuby言語そのもの開発を学べる「Ruby開発インターンシップ」を行うなど、製品開発に広く活用されているRubyに積極的に携わる。

リーズナブルな月額料金で、着実に"ちょこっと"な運動を広めている「chocoZAP」。24時間使えるコンビニジムは、現在では全国1800店舗以上。サービス立ち上げの3~4年前には、社内にエンジニアがひとりもいない状況だったという驚きの成長を実現している。

Ruby開発者であり審査委員長を務めるまつもとゆきひろ氏が"自ら公表していただかないことには、そのサービスがどのプログラミング言語で作られているかわからない"と述べるように、身近なところにあるRubyやRuby on Railsを使って開発されたサービスは多く、GitHubやShopifyなど著名な海外のWebサービスでも活用されている。

そのほか、RubyとAI技術を組み合わせるAIxRuby賞には対話型AI SaaS「アイブリー」(IVRy)、「AI OCRによるデータ化、突合、承認、保管の一連のフローを一貫で提供する「トッツゴー」(ネクスウェイ)が選出。特別賞には、スマホ・タブレット・PC端末の稼働状況可視化やセキュリティポリーの一元化など法人端末の一括管理をSaaS提供するMDM「OPTiM Biz」(オプティム)、2022年Google Playベスト オブ2022「生活お役立ち部門」大賞受賞歴もあるAIレシート読み取り機能を搭載のAI家計簿アプリ「ワンバンク」(スマートバンク )、全国50産地以上の8,000点超の水産品を1尾単位で注文できるという驚きの飲食店向けの生鮮品EC「魚ポチ」(フーディソン)と革新的なサービスが選出された。