日本製鉄は11月5日、日本製鉄の関西製鉄所大阪地区で製造している製鋼製品および自由鍛造製品について、完全子会社である山陽特殊製鋼(兵庫県姫路市)への生産集約を決定したと発表した。

  • 日本製鉄、山陽特殊製鋼 ロゴ

    日本製鉄、山陽特殊製鋼 ロゴ

山陽特殊製鋼に生産を集約

今回の生産集約は、完全子会社化によるシナジー効果追求の一環として実施されるもの。対象製品は、インゴット(鋼塊)と、プラスチック成型用金型や圧延ロールなどの自由鍛造製品。

生産集約に伴い、関西製鉄所大阪地区の特殊溶解設備や横プレス他自由鍛造設備は山陽特殊製鋼に移設し、2030年度上期中の生産集約完了を目途とする。

一方、同地区の電炉~インゴット鋳造設備、自由鍛造縦プレスは2028年度第3四半期末を目途に休止するという。これにより同地区のコスト競争力強化と、グループ全体での製造実力向上を図るとしている。

両社は今回の生産集約に加え、その他の製品での最適生産体制、営業面での連携による拡販、技術連携による技術・ソリューション提案力の強化、グローバル戦略の深化・拡大、スクラップ調達をはじめとする原料調達施策なども通じて、シナジー効果を追求する構えだ。