Microsoftが最新のWindows 11アップデートによって、日常的にBlu-rayやデジタルTVアプリで映像コンテンツを楽しむユーザーにとって無視できない影響を及ぼす問題が発生していることを発表した。著作権保護機能に関連する再生エラーや映像の途切れ、画面が真っ黒になるといった症状が報告されている。
本稿執筆時点で回避策は示されていない。
Windows 11, version 24H2における既知の不具合が公表
Microsoftは9月19日(現地時間)、「Windows 11, version 24H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、2025年8月29日のWindows非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5064081」以降の更新プログラムをインストールしたあとで、一部のデジタル TVおよびBlu-ray/DVDアプリケーションにおいて、保護されたコンテンツの再生で問題が発生する場合があると伝えた (参考「August 29, 2025—KB5064081 (OS Build 26100.5074) Preview - Microsoft Support」) 。
HDCP適用、または、デジタル著作権管理(DRM)を備えた拡張ビデオレンダラーをデジタルオーディオに使用するアプリケーションにおいて、著作権保護エラー、頻繁な再生中断、フリーズまたは黒い画面が発生する可能性があるとしている。影響を受けるとされるオペレーティングシステムおよびバージョンは次のとおり。
- Windows 11, version 24H2
Microsoftは今後の更新プログラムにおいてこの問題を修正すると説明しており、執筆時点で対策方法や回避方法は提供されていない。
ストリーミングサービスは無関係、物理メディア再生に影響
この問題はストリーミングサービスには影響を与えないとしている。該当するプラットフォームでBlu-rayやDVDの物理メディアを使ってコンテンツを再生しているユーザーがどの程度いるのか定かではないため、この問題がおよぼす影響の広さはわからないが、一定数のユーザーは影響を受けるものとみられる。
Microsoftは累積更新プログラムの配信ごとに新しい不具合を引き起こしているが、累積更新プログラムはセキュリティ脆弱性の修正を含むことから、基本的には迅速に適用することが望まれている。累積更新プログラムの適用によって問題が発生した場合には一時的にロールバックすることで問題を回避することができる。
ロールバックはサイバーセキュリティの面からは推奨できないが、今回問題を起こしたアップデートは非セキュリティプレビュー更新プログラムであり、ロールバックによる問題の解消も選択肢と言える。
