GitHubは現地時間9月16日、MCP(Model Context Protocol)サーバーの拠点「GitHub MCP Registry」をローンチしたことを公式ブログで発表した。

厳選されたMCPサーバーのディレクトリとして機能する「GitHub MCP Registry」には、すでに約40のMCPサーバーが公開されており、ワンクリックでVS Codeにインストールすることも可能だ。開発者はGitHubのmodelcontextprotocol/registryに従って登録を行える。

LLMとの外部接続を簡易にするMCP(Model Context Protocol)サーバーは、GitHub内でも急速に増加、中心的な場所(レジストリ)がないことにより作成者や利用者に負担を生じさせ、セキュリティリスクに満ちた断片的な環境が生まれてしまうとGitHubのプロダクト マネージャーToby Padilla氏はローンチの背景を述べる。

同氏はMCPをOSS化したAnthropicやオープンソースコミュニティと協力し、GitHubを検索するのと同様に簡単に適切なAI機能を見つけられるオープンエコシステムを構築していることにも言及している。