NTT東日本は9月10日、不安定なネットワークに起因する通信トラブルやサイバー攻撃のリスク増加、管理の複雑化といった製造業の現場が抱える課題に対し、工場ネットワークの設計から構築・運用支援まで支援するセキュアネットワークパッケージ「BizDriveファクトリーネットワーク」を9月16日に提供開始することを発表した。
現場環境に最適な機器の選定と、ネットワークとセキュリティの統合設計により、QCD(品質・コスト・納期)向上とDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を後押しする。
サービス提供開始の背景
製造業では生産現場におけるアナログ業務の多さや高齢化による人材不足、技術継承の難しさといった課題が顕在化しており、生産性向上と業務効率化を図るためにDXの推進が急務となっている。
その実現のために、ファクトリーオートメーションの推進やIoT機器の導入のみならず、安定したネットワークインフラの整備が不可欠とされる。しかし実際の生産現場では、適切な機器選定やネットワーク設計がなされておらず、不安定な通信に起因して生産ラインが一時的に停止してしまうなどの事象が発生している。
また、外部ネットワークに接続される機器の増加により、サイバー攻撃のリスクも高まっている。実際に国内外の生産現場でランサムウェアによる操業停止などの被害事例が報告されており、セキュリティ対策は全ての工場にとって喫緊の課題となっている。
NTT東日本ではこうした状況に対し、ユーザーの課題に応じてネットワークのアセスメントから整備・運用までを一元的に支援する、セキュリティを意識したトータルパッケージサービスの提供を開始する。
ソリューションの概要
「BizDriveファクトリーネットワーク」はBizDriveシリーズの一つとして、工場ネットワークのアセスメントから設計・構築・運用支援までワンストップで提供する。NTT東日本がこれまで培ってきたネットワーク構築のノウハウを活用し、「止まらない」「乱れない」「侵入させない」をコンセプトとしたネットワークを各工場に合わせて柔軟に構築する。
加えて同ソリューションは、ユーザーの課題に応じたカスタマイズにも対応する。また、セキュリティの観点にとどまらず、ネットワークとセキュリティを一体的に設計・構築することで、DX推進を支援する。
