Bleeping Computerは8月14日(現地時間)、「Leak: OpenAI's browser will use ChatGPT Agent to control the browser」において、OpenAIが開発中のWebブラウザはChatGPTエージェントと統合される可能性があると伝えた。
OpenAIが開発中のWebブラウザについてはこれまで公式発表はなく噂の域を出ていなったが、今回新たに発見されたオプションで、その存在とエージェント統合の可能性が明らかになった。
AIエージェントがローカルWebブラウザを操作する未来
この発見はXユーザーの@btibor91氏の投稿で明らかになった。投稿によると、Webアプリ版のChatGPTでエージェントモードを有効にすると、特定の条件下で隠しオプション「Use cloud browser(クラウドブラウザを使用する)」が表示されたという。
重要なポイントはオプションの存在ではなく、その条件にある。同氏によると、ローカルWebブラウザのユーザーエージェントを「ChatGPT.+Macintosh;.+ Chrome」に変更すると、このオプションを表示できたとされる。これは同じユーザーエージェントを名乗るWebブラウザの存在を証明しており、OpenAIがWebブラウザを開発していることを裏付けている。
ChatGPTエージェントとの統合を確認
また、Bleeping Computerはこの発見から、OpenAIのWebブラウザとChatGPTエージェントとの統合を確認できるとしている。ChatGPTエージェントには、Azure環境で動作するLinux仮想マシンからWebを閲覧する機能が搭載されている。ユーザーは使用しているローカルWebブラウザーに関係なく、エージェントにWeb上での活動を指示することができる。
新しい隠しオプション「Use cloud browser(クラウドブラウザを使用する)」は、このAzure環境上のWebブラウザの利用を指示するオプションだと理解できる。裏を返すと、オプションを無効にした場合にエージェントがローカルWebブラウザを直接操作することを意味している。
ChatGPTエージェントがローカルWebブラウザーを直接制御できるようになると、現在表示しているタブの操作や、パスワードマネージャーを操作する可能性もある。ユーザーエクスペリエンスの向上が期待される機能だが、同時に大きなリスクを生み出す懸念がある。今後どのように推移するかは定かでないが、利便性と安全性を兼ねそろえた新しいWebブラウザの登場が期待されている。

