名古屋大学は7月22日、産業技術総合研究所と連携し、愛知県新城市において「地域活性化」をテーマにした新しい働き方「メタワーク」の実証実験を実施することを発表した。この実証実験ではVRゴーグルを装着し、遠隔地のロボットアームを操作することで、「メタワーク(仮想空間での労働)」という新しい働き方の社会実装を目指す。
実証の概要
この研究は2023年に内閣府の事業である「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期 / バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備 / 地域活性化のためのグローカルインターバース基盤の研究開発」に産総研と共同提案を行い採択された研究の一環。
実証の実施期間は8月25日〜9月7日。9時~19時で1回60分。新城市勤労青少年ホーム(愛知県新城市西入船)において、VRゴーグルとコントローラを使って遠隔地のロボットアームを操作する。対象となるのは18歳~65歳の市民で、事前予約制で参加謝礼あり。