電通総研は、Java向けデータベースアクセスフレームワーク「Doma(ドマ)」プラグイン「doma-tools-for-intellij」のオープンソースでの公開を発表した。
オープンソースで開発されている「Doma」は、Javaでデータベースに接続する際に使われるJDBCを用いずにSQLを直接記述できるデータベースアクセスフレームワークで、電通総研社員が2009年にオープンソースコミュニティに寄贈されている。JavaコードとSQLステートメントの明確な分離、SQLインジェクションの防止などJava開発者にとって負荷を軽減する機能を提供するフレームワークとしてコミュニティが発展している。公開された「doma-tools-for-intellij」はJetBrains社のJavaやKotlin開発者向けIDE「IntelliJ IDEA」のプラグインで、JavaメソッドとSQLファイルをショートカットでシームレスに移動する機能やJavaメソッドのパラメータをバインド変数として参照する際の候補一覧表示による補完機能、SQLのシンタックスハイライトなどJavaによるDB連携コーディングをスムーズにする。