DevSecOpsを推進するGitLabは現地時間5月15日、AIネイティブ機能をPremiumやUltimate版に搭載する「GitLab 18.0」のリリースを発表した。

LLMを用いたコード補完やコードレビュー、コード生成やリファクタリング、チャットなどの生成AI機能を提供する同社のAI機能GitLab Duoは、オンプレミス環境などを中心に提供されてきたが、今年の4月にはAmazon Q Developerを搭載するGitLab Duo with Amazon Qの提供を開始。AWS上でのDevSecOps開発ライフサイクルや自律的な機能開発の向上も図っている。リリースされた「GitLab 18.0」ではGitLab Premium版とUltimate版でコード補完やチャットによるコード説明や修正などのAIネイティブ機能が使えるようになるほか、オプションとなる「GitLab Duo Pro」や「GitLab Duo Enterprise」でテストジェネレーションや脆弱性解析など高度なAI活用ツールを提供する。

  • Premium版とUltimate版に実装されるAIネイティブ機能機能(同社資料より)

シニアプロダクトマネージャーのJeff Tucker氏は、「GitLab 18.0」をネイティブに統合され、ソフトウェアデリバリーライフサイクル全体にわたってAIのメリットを活用し、開発者の作業を遅滞なくセキュリティを強化できるDevSecOpsプラットフォームと評価する。なお、18.0リリースのバーチャルイベントの近日開催(「The next step in intelligent DevSecOps」現地時間6月24日予定)も予定している。

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