Bleeping Computerは5月12日(米国時間)、「Majority of Browser Extensions Pose Critical Security Risk, A New Report Reveals」において、Webブラウザの拡張機能には重大なリスクがあると伝えた。
これはLayerX Securityが新たに公開したレポート「Enterprise Browser Extension Security Report 2025」の内容を伝えたもので、拡張機能の潜在的な脅威が過小評価されているとして注意を呼びかけるとともに、軽減策の実施を推奨している。
Webブラウザ拡張機能に潜む4つのリスク
レポートによるとWebブラウザの拡張機能には主に4つのリスクがあるという。1つは使用率の高さで、企業の約99%がWebブラウザの拡張機能を使用しており、そのうち約52%が10個以上の拡張機能を使用しているという。この使用率の高さは攻撃者にとって魅力的であり、攻撃対象として積極的に狙われる恐れがある。