SB C&Sは、Casley Deep Innovationsとディストリビューター契約を締結し、機密分散技術を活用したストレージサービス「furehako」(フレハコ)の取り扱いを開始すると4月17日に発表した。

  • 機密分散技術を活用したストレージサービス「furehako」のロゴ

    furehakoのサービスロゴ

「furehako」は、データを暗号化しながらネットワーク上に分散保存することで、情報漏えいやサイバー攻撃のリスクを低減する非中央集権型のストレージソリューション。機密分散技術により改ざん耐性と信頼性を確保しており、金融や医療、官公庁、エンタープライズ分野での利用を想定している。

直感的なインターフェースにより複雑な設定を必要とせず、既存の業務システムやアプリケーションとのシームレスな統合が可能で、業界特化型のソリューションにも適応するとアピール。

ユーザー認証とアクセス制御を強化し、ゼロトラストモデルに適応。ランサムウェア攻撃や内部不正に対する高い耐性を備えるなど、セキュリティ設計にも注力している。また、データを分散保存することでサーバーダウンの影響を受けにくく、災害や障害の発生時もデータの可用性を維持するという。

柔軟なストレージ容量の拡張と、使用量に応じた料金体系を採用しており、従来のクラウドストレージと比べて低コストな運用が可能とする。データセンターへの依存を軽減し、長期的なコスト削減にもつながるとのこと。