TOPPANデジタルは4月17日、子どもの日々の心身状態と、自治体が保有する教育や健康に関するデータを連携することで、学校生活に不安を抱える子どもを早期発見し支援につなげるサービス「まなびのあしあと」を開発したことを発表した。同サービスは2025年4月より提供開始される。
同サービスの利用料は、初期構築費(500万円から)とサービス利用料(1校につき月額3万円から)で構成されている。
開発の背景
近年、不登校やいじめなど子どもを取り巻く問題は複雑化しており、不登校の児童生徒数は2024年で34.6万人と過去最多になっている。
支援センターやスクールカウンセラーの設置などにより困難が顕在化した子どもへの支援が行われているが、対応が必要な子どもの増加により支援が追い付いていないのが現状。そのため、子どもの困難が顕在化する前の未然防止が求められている。