
「インドにはものすごい勢いがあり、日本のモノづくりの技術やインドのIT人材など、日印両国には補完関係がある。今まで以上に日印交流を促すことで、両国の発展に貢献したい」
アセアングループ会長兼社長の西川敏明氏はこう語る。
3月24日、ニュース証券を母体とするアセアングループが、帝国ホテル東京「富士の間」で日印交流セミナー『「人」イノベーション 特定技能・技能実習生から最先端高度頭脳人材まで』を開催した。
近年、アセアングループは、ニュース証券を中心に同社がこれまで海外で培ってきたネットワークを活用し、人材紹介事業に注力。今後はインド・アッサム州で、職業訓練を兼ねた日本語学校の設立を目指している。
今回のセミナーでは、冒頭で内閣総理大臣の石破茂氏がビデオメッセージで「日印の人材交流を加速させるものと期待している」と挨拶。その後、日本総合研究所会長の寺島実郎氏が講演するなど、経営トップを中心に約300名が参加した。
石破茂首相がビデオメッセージを寄せた
インドの人材を巡っては、ユニクロがインドで職業訓練センターのプロジェクトを発足したばかり。主に貧しい地域に住む求職中の若者を対象に多様な研修プログラムを提供。2027年末までに、就職に必要なスキルを習得してもらう予定だ。
経済成長が続き、今では14億人超と、世界一の人口を抱えるインド。民間企業が主体となって、日印交流を推進する動きが広がっている。
