SCSKは3月12日、は、SCSKグループが成長戦略として掲げるサステナビリティ経営と人的資本経営のノウハウを活用して、企業のサステナビリティ経営の高度化を支援するため、非財務情報管理ソリューションの市場に対し、サステナビリティ経営支援サービス「サステナシップ」と「ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービス」の提供を開始すると発表した。

「サステナシップ」の特徴

「サステナシップ」はサステナビリティ経営の高度化と業務効率化を目指す企業を対象としたサービス。

同サービスは自社・関連会社の非財務情報を収集・一元管理・可視化することで、現場の負担や人的ミスを低減し、業務効率の向上を支援する。

また、AIチャットで、取り込み済みドキュメントの定性・定量分析が可能なほか、グループ全体の目標達成状況や年度をまたいだ進捗状況をダッシュボードで可視化し、サステナビリティ経営を支援する。

加えて、サステナビリティ関連業務において、目標の設定から、データの収集、開示資料の作成までをトータルでサポートする。国際的に主要な開示基準に準拠した収集項目の定義にも対応する予定。

  • 「サステナシップ」の提供する機能

「ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービス」の特徴

「ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービス」は、ServiceNow Japanが提供する「ServiceNow ESG」と「、ServiceNow IRM」の導入を支援するサービス。ServiceNow ESG/IRM の強みである非財務情報の収集・管理のベストプラクティスと、専門性を持つSCSKのビジネスアナリストが、変化する開示要件と顧客の業務要件に最適なソリューションを提供する。

「ServiceNow ESG」はESG経営の実現をトータルで支援する製品。目標設定と情報収集から分析までの一連の流れを効率化・一元化し、各種開示フレームワーク(SASB, TCFD, CSRDなど)や規制に対応したタイムリーで正確なレポートを作成できる。

「ServiceNow IRM(統合リスク管理)」は組織のガバナンス、リスク管理、およびコンプライアンスを統合的に管理するための製品。リスクの特定から評価、緩和策の策定に至るまでの一連のプロセスを効率化し、透明性を高めた管理を実現する。