Securityonlineは2月5日(現地時間)、「New in Windows 11: Lock Screen Widget Customization」において、Windows 11のロック画面ウィジェットがカスタマイズ可能になったと伝えた。
これまでロック画面のウィジェットは種類の切り替え選択のみ可能で、ウィジェットを直接選択することはできなかった。しかしながら、ベータチャネル最新のWindows 11でこの制限が解除され、ウィジェットを1つずつ選択できるようになった。
ウィジェットのカスタマイズ
新しいウィジェットのカスタマイズ機能は、Windows研究者のphantomofearth氏により発見された。「Windows Insider Program」のベータチャネルからリリースされているWindows 11ビルド22635.4870にて利用可能とされる。
この機能は隠し機能となっており、「ViVeTool」を使用して次のコマンドを入力、再起動することで利用可能になる。
- vivetool /enable /id:50179255,53672489
カスタマイズは設定アプリの「個人用設定」→「ロック画面」→「あなたのウィジェット(Your widgets)」から行う。不要なウィジェットは「✕」ボタンで削除し、「+ Add widget」ボタンから目的のウィジェットを追加する。
一般的にロック画面を見つめる時間は短時間と考えられ、ウィジェットの存在自体あまり重要ではない。しかしながら、種類の選択のみという現在の中途半端なカスタマイズ機能に違和感を感じていたユーザーは多いとみられる。正式なリリース時期はまだ不明だが、Microsoftの今後の発表に注目しておきたい。