TISは12月24日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドネイティブ技術を活用してクラウドへの移行を支援するサービス「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」を同日より提供開始することを発表した。参考価格は250万円から(税別)。

サービスの概要

今回新たに提供される「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」では、TISのAWS導入実績とノウハウを生かし、「人×プロセス×技術」の3本柱を軸に組み合わせたトータルアプローチで、課題整理やアセスメント、インフラ環境の自動化を行い、企業のクラウドジャーニーを実現する。

同サービスは、AWSジャパンの包括的クラウド移行支援プログラムである「ITトランスフォーメーションパッケージ 2023 ファミリー」に準拠する形で、クラウド評価・移行・活用を支援するもの。

  • サービス概要図

    サービス概要図

サービスの特徴

同サービスは、「検討フェーズ」「評価フェーズ」「準備/構築/移行/運用フェーズ」「最適化フェーズ」という4つの段階的アプローチによって企業のビジネス成長の促進するという特徴を持つ。

ビジネス価値・対象業務を定義する「検討フェーズ」では、「ビジネス戦略・IT 戦略・課題の整理」「現行システム特性分析」「モダナイゼーション対象システムの選定と方針作成」「移行ロードマップの策定支援」を行う。

クラウドネイティブ実現可能性を評価する「評価フェーズ」では、「特定業務システム/データ基盤システムのアーキテクチャ検討支援」「モダナイゼーション時の経済価値試算」「クラウド導入フレームワークに基づく現状評価と推奨アクション提案」「AWS Well-Architectedフレームワークを活用した評価」を実施する。

また、計画立案および推進と導入支援の「準備/構築/移行/運用フェーズ」では、「モダナイゼーションに対応したシステムのプロトタイプ開発」「モダナイゼーションアプリケーション開発支援」「モダナイゼーション推進支援」「自動化ツール/可視化ツール導入支援」「サーバーレス・コンテナ構築支援」「運用基盤サービス」によって成長を促進する。

最後の「最適化フェーズ」では、「モダナイゼーション完了後のコスト最適化の支援」が行われる。