DataRobotは12月12日、企業がAIを安全に活用するため、コンプライアンスに対応した文書の自動作成、公平性やバイアスのテスト、オブザーバビリティをワンクリックで追加できるようになる機能を発表した。

これら新機能により、企業は生成AIアプリケーションが進化する規制やポリシーに準拠し続け、安心して生成AIの導入・拡張できるようになるという。

生成AIアセットの保護

具体的には、OpenAI、Google Vertex、Microsoft Azure、Databricksを含むあらゆる生成Aアプリケーションについて、わずか2行のコードでリアルタイムの介入、モデレーション、ガバナンス機能で保護する。

ベクトルデータベースのパフォーマンス最適化を自動監視とアラートでサポートし、生成AIのアクショントレースで根本原因の特定と解決を容易にする。

また、新しいVertex AIとの統合により、Vertex AIプラットフォームとGeminiモデルを活用した生成AIソリューションで、DataRobotの評価および監視ツールをフルに活用できる。

AI規制への適合

EU AI Actやニューヨーク市法No.144など、国際的、地域的、業界の規制に準拠した生成AI関連のコンプライアンス文書を自動で生成する。

自動化されたコンプライアンステストと最新のガードモデルライブラリを使用して、将来の規制や企業ポリシーへの適合を維持する。