リコージャパンは12月11日、プロダクションプリンティング事業を中心とする経営課題の解決に向けたソリューションを提案する場「RICOH Printing Innovation Center(リコープリンティングイノベーションセンター)」を、田町第二事業所から本社事業所へ移転しオープンすることを発表した。

  • RICOH Printing Innovation Center

    RICOH Printing Innovation Center

新たにオープンしたRICOH Printing Innovation Centerは、リコーのプロダクションプリンティング製品や、その機能、用途、品質などを確認できる印刷物サンプルのほか、事例紹介などの展示を印刷の前工程から後工程までの一連の流れに沿って体験できる。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)体感ゾーン」は、プロダクションプリンティングにおけるDXや自働化のソリューションを、デモを通じて体験可能。印刷工程や管理業務におけるDXの第一歩となるようなアイデアを紹介するとのことだ。

また、実際の印刷運用を試すための専用スペース「ベリフィケーションルーム」では、製品導入前の環境を再現し、トライ&エラーを通じた検証も可能。マシンごとの個室環境での検証により、潜在的な課題の発見や導入後の具体的な運用の確認ができ、その上で製品を導入できる。

2025年1月にはDXとAIによる新たな顧客価値の紹介施設である「RICOH Smart & Innovation Center(リコースマートアンドイノベーションセンター)」が同フロアにオープン予定。さらに2月には同事業所内にあるLiveOffice「ViCreA(ヴィクレア)芝公園」のフロア拡張も予定しているとのことだ。

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