Microsoftは12月4日(米国時間)、「Windows 11, version 24H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、「Windows 11バージョン24H2」の提供対象デバイスを拡大したと伝えた。
これまで積極的な機能更新を希望してこなかったユーザーに対しても、更新プログラムの提供を開始する。
更新対象を拡大
Windows 11バージョン24H2は10月1日より、Windows Updateオプションの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にしているユーザーに向けて配布が開始されていた(参考:「How to get new experiences for Windows 11 | Windows Experience Blog」)。
今回、MicrosoftはWindows Updateオプションを有効にしていない幅広いユーザーも対象に加え、Windows 11バージョン24H2の配布を開始した。対象となったデバイスには、設定アプリのWindows Update画面に「ダウンロードとインストール」ボタンが表示される。
Windows 11バージョン24H2には新しい省エネ機能やHDR背景のサポートが追加されている。また、タスクバー、システムトレイ、ファイルエクスプローラー、設定アプリに大幅な改善が行われ、より直感的な操作を可能にしている。一部の環境では不具合が確認されており注意する必要はあるが、これら新機能に興味があるユーザーには積極的な導入が望まれている。
Copilot+ PCの新機能も
Microsoftは同日、Copilot+ PC向けの新機能を、まもなくWindows Insider Programから提供開始すると発表した。提供は一部のデバイスと市場から開始され、段階的に拡大していく予定としている。
提供予定の新機能の一覧は「Copilot+ PC機能の可用性 - Microsoft サポート」から確認することができる。