フリー(freee)は11月29日、「freee」の各種プロダクトにおいて、組織変更に伴う所属や部門変更を日時指定で予約できる「組織図の改編機能」を提供開始した。
従来、申請時に基準日を設定して組織を使いわけることができず、申請締め完了後まで組織変更の反映ができなかった。さらに、従業員数が50名以上の場合は申請経路の組織変更反映に時間がかかり、数日間申請ができない期間が生じていた。
今回の「組織図の改編機能」により、申請日付に応じて新しい組織の申請経路を反映させることが可能になるため、業務を中断することなく経路を切り替えられる。これにより、組織変更時の業務効率が向上する。
freeeプロダクトでは、組織変更を即時反映すると現在の承認・申請に影響が出るという課題があったが、「組織図の改編機能」により、未来の組織図を下書きとして事前に準備し、現行の設定に影響を与えずに変更作業を進めることで、ワークフローの分断を解消する。