広島銀行は11月25日、11月23日18時ごろ、同行を装った偽SMS(ショートメッセージ)・偽サイトが確認されたとして、注意を喚起した。

既に、顧客が不正送金に遭うフィッシングの被害も複数確認されているという。

  • 確認された偽SMS(ショートメッセージ)、偽サイトの内容

フィッシングの概要

今回、【広島銀行】お客様の口座の取引に関する重要な確認です」等の内容で偽のSMSを送信し、メッセージに貼られた他のリンク先(URL)へ誘導することが確認された。

そのリンク先へアクセスすると、同行の個人インターネットバンキング画面を模した偽のサイトにつながり、契約者番号や口座番号、ログインパスワードを入力を促され、情報を窃取される恐れがある。

広島銀行の注意喚起

こうした被害を受けて、同行は「発覚した偽の SMS は当行が発信したものではないこと」「偽のSMSに貼られたURLをクリックしたり、偽サイトの画面から、インターネットバンキング契約者番号や口座番号・ログインパスワードなどを絶対に入力しない」ことを、喚起している。

これらの注意喚起は、同行のホームページ、インターネットバンキング利用者へのメール、Xの公式アカウント、スマホアプリで行われている。