SCSKは10月7日、企業間取引の電子化に必要な機能をオールインワンで実装したオファリング型サービス「スマクラ BDX」を提供開始すると発表した。

「スマクラ BDX」の概要

「スマクラ BDX」は、企業間取引の紙文書を廃止し、すべての業務や文書の取り交わしを「デジタル完結」するため、3つのコンセプトを基に設計されている。

3つのコンセプトとは「デジタルファースト:個別の業務をデジタルで完結する」「コネクティッド・ワンストップ:企業間取引の全業務を一つのサービスで完結する」「オートメーション:デジタル化による業務の効率化を実現する」。

これら3つのコンセプトに基づき、「サプライヤーポータル」「電子契約」「SCM ファイル開示・収集」「ECM ファイル開示・収集」「ERP システム連携」の5つのアセットに、機能が整理されている。

  • アセット視点の機能概要

「スマクラ BDX」を導入するメリット

調達購買の個別業務の電子化のサービスに対し、「スマクラ BDX」は、、取引業務のDXを実現する機能をオールインワンで提供するため、全体最適を実現するという。

また、同サービスは、課題解決のベストプラクティスをマルチテナント型のクラウドサービスで提供。そのため、ユーザーが簡易設定により利用を開始することができることから、1カ月弱でシステムのリリースが可能とのこと。