財務・会計システムや経営情報サービスの開発を行うミロク情報サービスのシンクタンクであるMJS税経システム研究所は10月3日、少人数で業務を担う中小企業の経理担当者を中心とするスキルアップ課題の調査結果を発表した。
少人数で企業の経理業務を担わなければならない経理担当者の課題調査を行う同社は9月にレポートを発信しており、企業規模や役職、従事年数など詳細なプロフィールをもとにした経理業務の問題点を抽出。伝票の作成から給与計算、法制度改正への対応など、他の業務と兼務しながら増大する業務に向き合う様子を浮き彫りにしている。新たに公開した後編レポートでは、寄せられた具体的な"声"を中心に課題を分類し、これに応対すべく実践するスキルアップの現状を調査している。今後身につけたい知識では「税法知識」が最多の46.1%で、「会計知識」(35.9%)「ITスキル」(35.6%)「分析力」(33.1%)と続いている。