Nintが提供するデータ分析サービス「Nint ECommerce(ニントイーコマース)」の推計データによると、ある大手ECモールのまつげ美容液市場は、2020年から2024年にかけて、年間30億~40億円規模で、徐々に右肩上がりに推移しているようだ。
「ラッシュアディクト」やアンファー、ファーマフーズ、DINETTE、ソーシャルテックといった通販主体の企業が売れ筋上位にランクインするほか、資生堂、ロート製薬といった大手化粧品メーカーも食い込んでいる。
そんな中、「ラッシュアディクト」が、市場の約4割弱を占めているという。
「ラッシュアディクト」は、単価が税込1万1000円と高価格だが、レビューを見ると、「まつげが伸びる」「まつげが抜けなくなった」など、体感性の高さを訴える声が多かった。
Nintによると、2024年以降は、大手ECモールのまつげ美容液の購入単価は、減少傾向だそうだ。