BroadcomはVMwareを買収した後、クラウドプラットフォーム「VMware Cloud Foundation」(VCF)を中心にVMwareの事業を展開している。VCFと並ぶVMwareの主力事業に、エンドユーザーコンピューティング(EUC)があった。

今年2月、EUC部門がBroadcomから独立し、グローバル投資会社である KKR 傘下で独立事業会社「Omnissa」となることが発表された。独立が発表された後は、事業の方向性が明らかにされていなかった。

そうした中、Omnissaは9月26日、フラッグシップイベント「Omnissa ONE」を東京で開催し、CEOら幹部が日本における事業展開について説明した。同イベントは東京を皮切りに、米国ダラス、オランダのアムステルダムで開催される。東京が初のイベントの開催地に選ばれたことから、同社にとって、日本市場が重要であることがうかがえる。

基調講演では、CEO(最高経営責任者) シャンカー・アイヤー氏をはじめとした経営層が、同社の事業の展開、製品開発について説明を行った。VMwareの一部門として展開されてきたEUC事業が、会社として展開されることでどう変わるのだろうか。

  • 米Omnissa CEO(最高経営責任者) シャンカー・アイヤー氏

将来は、Workspace ONEやHorizonの料金体系も変更

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