日立ソリューションズは9月26日、業務アプリケーションのスケジュール管理を支援する「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」を10月1日から販売開始することを発表した。第1弾として、Amazon Web Services(AWS)上のクラウドネイティブな業務アプリケーションを対象に、シンプルなGUIでスケジュール設定が可能で、休日の振り替え実行などの柔軟な自動化が行えるようになる。
クラウド上のデジタルサービス増加に伴い、企画や事業部門でもデータ処理やAIジョブの実行する重要性が高まっており、運用担当者の誤ったジョブ実行の防止や業務負荷の軽減が課題となっている。
今回提供する「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」の第1弾では、AWS上の業務アプリケーションを対象に、Webブラウザ上でカレンダー形式などのシンプルなGUIを提供し、ジョブ実行の繰り返しルールの作成から、休日の自動振り替え、将来の実行予定の把握までを支援するスケジュール管理機能を提供する。
サービスは従量課金制で、スモールスタートが可能。提供価格は、従量課金プランではジョブ実行1件あたり5.5円(税抜)で、実行回数に応じた月額料金が適用される。ジョブ実行数が多いユーザー向けに、月額基本料+従量課金プランや、年間一括払いプランも用意される。
今後は他のクラウドサービスに対応し、より柔軟なスケジューリングを支援するなどの拡充が予定されている。